2014年5月29日木曜日

東京スカイツリー

低気圧が接近して強風が吹く中、上京した姉と東京スカイツリーに登ってきました

平日でしたが、展望台の予約は完売していて、さてどうしたことか、と思案していました

展望レストラン634の予約がとれれば、必然的に展望台に行くことが、できるという情報を得て、だめもとで、レストランに電話したら、予約が取れました

東京駅からスカイツリーシャトルというバスで、20分ほどでスカイツリーに到着です

折からの強風のためすでに当日券は発売中止になっていました

エレベーターも休み休みの運行のようでしたが、レストランのカウンターからエレベーターホールにすぐに案内してもらって、20分ほど待って展望台に登ることができました

薄曇りでしたが、視界は良好でかなり遠くまで見ることができました
もう一つ上の階まで上がれました

レストランでランチをゆっくり食べ、展望台にでると人もまばらで、びっくり
どうやら、強風で営業中止になったようです

風に弱いスカイツリーです!!

その後、浅草もぶらりとして、久しぶりに東京に来た姉は大満足

よかった よかった

2014年5月25日日曜日

ノルウェー DALE GARNの毛糸

先日の アルネ&カルロス のワークショップでクリスマスソックスのキットを買いました
お目当ては ノルウェー DALE GARNの毛糸です
北欧の毛糸は日本でも手に入りますが、ノルウェーのものはあまり見かけません

このDALE GARNの毛糸、生産拠点が中国に移ってしまいます
在庫がなくなり次第、ノルウェー製は終了です

ついでに、iPhoneケースのキットも買ってしまいました

クリスマスは先の話ですが、なんだかうきうき


小物といえどもテクニックは必要ですよ

ちょっと前、編み物が楽しくない時がありましたが、完全復活です

一人遊びができて、お友達ともつながれる、編み物は楽しです♡

2014年5月22日木曜日

園芸家12カ月

若い頃は、あまのじゃくだったので、人が面白かったなんて言った本はまず読みませんでした
このごろはちょっとひっかかると買って読みます

ラジオの番組でとりあげられたこの ”園芸家12カ月” はカレル・チャペック氏の本です









お茶目で皮肉屋な園芸家のおじさん(作者)の1月から12月までの園芸に取り憑かれた様子をまじめに時々滑稽に書いてあります

くすくすと笑いながらあっという間に読んでしまいました
面白かった!

園芸家になる第一条件が、自分の庭があることと書かれているので、私は園芸家には慣れないようですが...

本の中に登場する花や木の名前をほとんど知っていたので、隠れ園芸家をめざすかな

読み終わって、自分の庭を想像しました

ちょっと少女趣味ですが

白樺が数本、木と木の間に春を一番に告げるライラックを植えて  
これは実家の庭のまんま

真ん中にりんごの木を植えます 
外国のりんごみたいに小さくて固いのがいい

残った地面には 矢車草の種をまきます
矢車草は宿根草なので毎年はえてきます

すみのほうに 野菊を咲かせたい
野菊の種なんてあるのかどうか 雑草っぽい菊でいいわ

ライラックが咲いて、りんごの花が咲いて、
白樺が芽吹いて、矢車草が一面に花をつける
りんごが実る頃には、野菊が香る

収穫したりんごと砂糖を何時間も煮て、蜂蜜のようなエキスをつくる
これは有名なタ...女史の受け売り

庭というよりはりんご園の片隅って感じです
たいした想像力ではないわ

カレル・チャペック氏にいわせれば、こんなことはどうでもいいことで、園芸家は土のなかのミミズのようなものらしいのですが...

雷鳴が轟く中で楽しい思いが頭を巡りました

うん 良い本でした

2014年5月21日水曜日

笹本恒子さんの本

テレビでお姿を拝見して、この本を購入しました
102歳になられたと思います

お土産にウズベキ絣のストールをいただいて、エスニックな布地に心を奪われています

笹本さんの着ている、ポンチョ風な簡単服はご自分で作られるそうですが、世界各国の伝統的な布地で作られています

テーブルセンターに首が通る穴をあけただけのものや、簡単な袖をつけたもの、フリンジをうまく生かしたものなど、沢山のすてきな服が載っています

報道写真家の笹本さんの美意識が一杯の素敵なエッセイです

いつも黒とグレーと紺と白の服を着ている私にはまぶしいばかりです

色のレッスンをしたいと思っています

マフラーやソックスなどの小物でカラフルな編み込みに挑戦したい

今編みかけのグレーの段染め糸のバスケットステッチのカーディガン(なかなか出来上がらない)を早く仕上げて、いろんな色の毛糸を買いた〜い!


2014年5月19日月曜日

ノクシカタ刺繍

バングラディシュが独立した1971年以降、女性達にも現金収入が得られるようにという目的で、様々な団体が現地で手仕事の普及を図りました

ベンガル地方では古くなったサリーを何枚も重ねて日本の刺し子のようにステッチをして、また新たな布に再生して使っていました
そこで、いろいろなモチーフを木綿地にさして、余白に刺し子をするノクシカタ刺繍が始められました
ノクシは縫うこと カタは布のことです

女性達が広場に集まり、子供の面倒を見ながら、小さい物から、ベッドカバーのような大きな物まで、気が遠くなるような細かさで作っています

日本でもフェアトレードの団体が販売しています


フランス刺繍に似ているように見えますが、大きな違いは、上の写真で言えば像のおなかのチェック
フランス刺繍では一つずつサテンステッチと呼ばれる技法でさしますが、ノクシカタ刺繍では運針のようにランニングステッチで糸を並べて刺します
緑の花も外側の円周からランニングステッチで内側にぐるぐると刺していきます

写真ではよく見えませんが白い部分には斜めにランニングステッチが刺してあります

シーチングに近い木綿地とガーゼの2枚合わせなので、とても肌触りがやさしいです

体験で私も刺してみましたが、そろえてさすのは経験が必要です

雑貨屋さんで見かけたら、遠い国の女性達のことを思い出してください



2014年5月17日土曜日

アルネ&カルロス 新刊本


ノルウェーのニットデュオ アルネ&カルロス の新刊本がでました

今回はノルウェーのセテスダール地方の伝統ニットをモチーフにして、人用のセーター、靴下、ネックウォーマー、愛犬フレアのセーター等、美しい本です

セテスダール・コフタと呼ばれる伝統ニットは黒地に白の細かい模様が特徴です
コフタはカーディガンのことですが、主に男性用のセーターとして発展してきました
正装にもなるそうです

アルネ&カルロスのセーターは伝統の柄を生かして、白地に黒の模様だったり、白地に赤の模様だったり、楽しい物になっています

彼らのニットは心地よい抜け感がいいと思います

できることを全部つめこんだ作品は息が詰まるかもしれません

スローライフのお手本のように言われる彼らですが、実際は世界中を飛び回り、かなり多忙なのではと思います

実際の彼らは、ワークショップでお見かけする限りは、ゆったりとにこやかで、いい人なのだなと思いました
ノルウェーでお祭りがあるのでと、ワークショップが終わると急いでお帰りになりました

この本はノルウェー語です
細かい部分よくわかりませんが、たぶん編み物の本としては読むことができます

編み物の楽しさを再確認させてくれた アルネ&カルロス でした


2014年5月14日水曜日

Little Nemo in Slumberland


先日姪から ”Little Nemo in Slumberland ” の翻訳版が出たと教えてもらって買いました


 20世紀初頭のニューヨークヘラルド紙に連載された ウィンザー・マッケイの漫画です
ニモ少年が夢の中で、夢の国の王様の使者達と冒険をする話ですが、いつも大ピンチで目が覚めます
たいがいベッドから転がり落ちているのですが....
アールデコ風な美しい色彩と精密な絵で思わず引き込まれてしまいます

30数年前、勤務していたアニメーション会社で、この漫画の映画化が始まりました

国内外から著名なアーティストが参加し、大掛かりなプロジェクトでしたが、できた映画は大成功という訳には行きませんでした

いちどテレビで放映されましたが、いまではDVDも手に入りにくい状況です

英語版は You Tubeでみられますが...

なんで、今翻訳本が出版なのか?

漫画の中では言葉は 簡単な英語で、ほんのト書きのように書かれています
絵だけ見ても分かるのですが、日本語になっていると、より身近に感じます

日本語版のDVDもでないかな〜〜

プロジェクトのはじめの頃、パイロットフィルムが作られました
最終的には3本作られましたが、最初のが一番好きでした

夢のなかで、ニモ少年を乗せたベッドが夜空を飛ぶシーンです
ワーグナーのローエングリン 第3幕への前奏曲が高々と鳴り響き、疾風のようにベッドが飛ぶ きのうのことのように覚えています

アニメーションの現場はおもしろかったな!