2013年5月20日月曜日

ハサミ


手仕事にハサミは重要です。

いろんな作業に使えるようなハサミを選んでいますが、それでも沢山あります。


ベアの目元の毛を一本切りたい、というような時は一番小さいハサミで慎重に切ります。

ドイツのハサミも丈夫で切れ味がいいので使いますが、ステンレス製なので研ぎが高価で買った方が安いというジレンマに陥ります。

上段の右から2つ目は京都の常久のハサミです。
デパートの催事で見つけました。
販売の方が、 ”切れなくなったら、危なくないようにして郵便で送ってくれれば研いであげるよ” と言ってくれました。
ちりめん細工の薄い絹の布地をパチンと切れるように、先端は可能な限り薄く鋭く作ってあります。
頻繁に使っていますが、切れ味は鈍りません。
主にベアの顔の毛をカットするのに使います。
ただし、最初にざっとカットする時はあまり切れないハサミの方が使い勝手がいいのです。切りすぎるとベアの毛は伸びてこないのですから...

弘法は筆を選ばずとはなかなかいかないものです。

フェアアイルの編み込みは糸を何回も替えます。
使うシェットランドの毛糸は、糸替えのとき、ハサミがなくても手で切れるように紡いであると嶋田先生が教えてくださいました。
そういう合理的なところ結構好きです。








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